冬を楽しむ!

北海道ならではの冬の遊びの1つが”氷上ワカサギ釣り“広大な景色とは真逆に小さなアタリに神経を研ぎ澄まし、
五感を使って全身で楽しんできました。

1.氷上ワカサギ釣りには価値がある

南富良野のかなやま湖にワカサギ 釣りに行ってきました。
真っ白い広大なキャンパスの上にカラフルなテントが並ぶ、この時期にしか見れない北海道の風物詩の一つ。

氷上ワカサギ釣り

だいたい1月中旬から3月上旬くらいの短い期間しか体験できない、氷上ワカサギ 釣り。氷に穴を開けて、テントを張ってのんびり釣りを楽しみます。

景色も綺麗で空気も澄んでいるので、それだけも十分楽しめます。ストレスなんてあっという間に吹き飛ぶくらいに^_^
しかし、釣れる時は100匹以上、中には400匹くらい釣り上げる人もいます。こうなると、のんびりなんてしてられませんが(笑)

北海道民にとっては氷上ワカサギ釣りは当たり前ですが、まず、川や湖が凍る。しかも人が乗っても大丈夫なくらいに。。。
となると、これって結構すごいですよね。しかも、穴を開けて魚を釣るわけだから、実は結構、貴重な体験なのかなと。

限定的な地域、限定的な季節にしか体験できない、価値のあるものなのかなと。。

そう考えると、全力で楽しまないともったいない!!


2.自然から学ぶこと

釣りは生き物相手の遊び。
そして、自然が遊び相手でもあります。

釣りをしてると色んな事を考えるようになります。色んな事を意識するようになります。

気温、風速、風向き、日の入、日の出の時間、満潮、満月。。。
水温、水量、水質、生態系、水生昆虫、陸生昆虫などなど、色んな事を考え、意識するようになります。

この、かなやま湖には日本で最大の淡水魚イトウが生息してます。他にもアメマス、ウグイ、ニジマスなどの大型魚もいて、ワカサギ はこの大型魚にとっては捕食対象なのです。

秋から冬かけてイトウがワカサギ を浅瀬まで勢いよく追っている姿を何度かみた事があります。これが物凄く迫力があって一度見ていただきたいものです。

しかし、これがまた簡単には見られない、貴重な体験だったりします。
でも、一方、自然界では毎日当たり前に行われている行為でもあるわけです。

なんとも感慨深く、不思議な気持ちになったりします。

だけど、僕らもその自然の一部。

ちょっと視点や考え方、見方を変えるだけで、価値感なんて一瞬で変わるんです。
そして、自然から学ぶことがいかに多いかに気づくんです^_^

そして、心が豊かに。


3.その場所にしかない音と景色

実はこの日、釣りはもちろんですが、僕にはもう一つ目的が!

それは水中の撮影と音の収録!

氷が張っていて、水中は暗いので、100円均一でライトを買ってきて、サランラップでぐるぐる巻いて、簡易的な防水処置して、釣竿に繋げて沈めてみました。

まだ、映像確認してませんが、恐らく映像はこれでも暗くて写ってないかなーと。。でも、音は大丈夫だと思うので、作品に何とか活かせるよう頑張ってみようと思います。

そして、景色の撮影も。
視覚情報も曲を作る上ではとても重要。

ここから、イメージを膨らませていくことも良くあります。

なので、できるだけ、いろんなところに行っていろんな体験をしようと思います^_^

あ、ワカサギは天ぷら、素揚げにしておいしくいただきました。
水がとてもキレイなところなので、臭みもなく、本当においしかったです。

4.氷上ワカサギ釣り動画

実は北海道のフィッシングガイドサービスSomeRiseのYouTubeチャンネル『SomeRiseチャンネル』で撮影、編集をやらせていただいているのですが、【北海道氷上ワカサギ釣り篇】があるので、氷上ワカサギ釣りに興味がある方は是非ご覧ください。